空梅雨なんですかね… [新譜]

五十歩百歩に大差は無いが五十符百符は一翻違う、という
名言を吐いたのは僕の尊敬する先輩だったような気がしますが、
よくよく考えると五十歩百歩も一歩1mとして50mの差ってのは
そんなに小さくないよなぁ。
…なんて、いつも通り訳の分からない導入。
正直作文ネタがあまりないのです。
ジャズロック方面でBEND THE FUTUREHOMUNCULUS RES
ここではお馴染みの人達が立て続けに新譜を出したのですが
改めて書くことがあんまりなくてですね。
いや、勿論両者とも楽しく聴いたのですが、
前作からの地続き感が強くて新たな言葉が見つからないのです。
まぁ暫くしたら突然なんか作文するかもしれませんが。



Impermanence / DOMINIC SANDERSON / 2023
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若きイギリス人ギタリスト(兼ボーカル兼メロトロン)の初アルバム。
ソロ名義ではあるものの8人もの客演を迎えて概ねバンド仕立てとなっており、
これが実に秀逸な内容なのです。

オールドスクールなプログレの影響を隠すことなく、
加えてもっとモダンな要素を巧くミックスしている感じ。
本人はSteven WilsonやMARILLIONの名前を挙げていますが
(いや、MARILLIONはもはや新しいとは言えないのか?)、
僕としてはもうちょっと違う趣を感じます。
ズバリ、北欧のどんよりサイケスタイル
Per WibergのソロとかHenrik Palm)に通ずる
なんとも言えないドス黒さがあると思うんだよね。



もっと静謐で穏やかな曲もあるのですが ↑この路線が実に僕好みなもので。
イタリアンヘヴィシンフォとも少しノリが違うし、かなり独特ではあるよな。
本作以前にリリースしている2つのEP(うち一つはアコギのライブ)も
基本同じ路線で、音楽的スタイルは既に確立されているものと思われます。
うん、これはこの先かなり楽しみな人が出て来たなぁ。

因みに手売りのフィジカル100枚はかなり早い段階で売り切れたようですが
追加するからちょっと待っててねとアナウンスされています。



やっぱり短かったのでちょっと無理筋ながら ↓貼っておきます。



僕はNeal Morseの熱心なリスナーという訳ではなく(むしろほぼ聴かない)、
じゃなんで?って感じではありますが。
いやぁだってこれFRONTIERS MUSICが出すの?という。
INSIDE OUTじゃないんだなぁって思ってなんとなくPV見てみたら
あれコレ結構面白そうかも…って思っちゃったのです。
8月リリース予定。アルバム買うかどうかはまだ決めかねますが。

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