セブンイレブンのくちどけわらびを食しつつ [日々聴く音楽]
どぅるんどぅるんの食感にドはまりしたデブが一人。
PHANTOM SPELLの新曲(2曲)がリリースされました。
どうやらKyle McNeillがPHANTOM SPELLを始めるより前に書いた曲のようです。
これまた素ん晴らしいではありませんか。
往年の日本型プログレハード臭に加えてMAGNUM感もあり、
これは正直僕のような聴き手にとっては辛抱堪らんですよ。
フィジカル(10"アナログのみ)はアッという間に売り切れました。
このレコードには新曲2曲に加えて
PHANTOM SPELLが以前デジタルリリースしたシングルの2曲も収録されています。
ほんと、なんで我が国では一部好事家を除いて
完全に放っておかれているのかが全く意味不明よの。
コレはメタル方面からもプログレ方面からも
もう少し騒がれていい筈なんだけどなぁ…。
デジタルリリースで凄く良かったのをもう一つ。
Quasar / QUASAR / 2023
またクエーサーですかぁ?…ってくらい
プログレ界隈ではよく見る名前のような気がしますが
こちらはアルゼンチンの新人バンドによるデビュー作。
これがもう笑っちゃうくらいにノスタルジックなシンフォプログレで
ん゛っ!と声が出ちゃうくらい良い出来なのだ。
やや線の細い、デリケートな雰囲気はPULSARっぽい感じも醸しつつ、
同時に牧歌的なメロディの明るさはやっぱり南米産だよなぁと
聴き手を納得させます。
全般に程よく抑制されたアンサンブルが古き良きプログレを体現していて
お蔵入りしていた'70年代モノって言われて聴いたら全然信じちゃうレベル。
で、これがなんとライブレコーディングだっつうから驚きです。
ラインのミックスがメインでマイクのアンビエンスはほぼ排されているため
ちょっと嘘臭ぇなぁと訝るくらいです。いやー、しかし演奏巧いねこの人達。
YouTubeは単曲アップがないので貼りませんが
バンド自身がアルバム丸ごとアップしています。
各音楽ストリーミング/DLサービスで頒布されています。
こちらは一部好事家すらまだ気付いていないと思われます。
俄然無視できない1作だと思います。
なんて感じですが、ここのところPeter Gabrielを聴き直したりもしております。
“IV”('82)、“Plays Live”('83)迄はリアルタイムに少しだけ遅れ、
“Birdy”('85)から“Us”('92)をリアルタイムの新譜として聴き、
以降はざっと表面を舐めつつそれでも“New Blood”('11)とそのライブには
相当の衝撃を受けました。
僕が特に傾倒するのは3、4枚目、
殊に“IV”については学生時分狂ったように聴いていました。
陽気でポジティブなワールドミュージックではなく、
不気味で呪術めいたメロディとプリミティブなリズム。
'70年代のプログレが他ジャンルに取り込まれて拡散していく中で
見(聴か)せた可能性の一つとして非常に優秀なアウトプットだと思うのです。
不穏な訳の分からなさという点ではドイツ語版なんていうのもあって、
まぁ僕ら日本人にとっては元々英語自体が普段使う言語ではないのですが
これがドイツ語になっちゃうともう、どうにも意味が分からない。
逆にそうしたことで生じるミュージシャンの恣意性を
より濃く感じることが出来るとも言える訳で、
僕はこのドイツ語版が(“III”ともども)割と好きだったりします。
なんでここから“Sledgehammer”に至るのかはそれこそ全く意味不明ですが。
PHANTOM SPELLの新曲(2曲)がリリースされました。
どうやらKyle McNeillがPHANTOM SPELLを始めるより前に書いた曲のようです。
これまた素ん晴らしいではありませんか。
往年の日本型プログレハード臭に加えてMAGNUM感もあり、
これは正直僕のような聴き手にとっては辛抱堪らんですよ。
フィジカル(10"アナログのみ)はアッという間に売り切れました。
このレコードには新曲2曲に加えて
PHANTOM SPELLが以前デジタルリリースしたシングルの2曲も収録されています。
ほんと、なんで我が国では一部好事家を除いて
完全に放っておかれているのかが全く意味不明よの。
コレはメタル方面からもプログレ方面からも
もう少し騒がれていい筈なんだけどなぁ…。
デジタルリリースで凄く良かったのをもう一つ。
Quasar / QUASAR / 2023
またクエーサーですかぁ?…ってくらい
プログレ界隈ではよく見る名前のような気がしますが
こちらはアルゼンチンの新人バンドによるデビュー作。
これがもう笑っちゃうくらいにノスタルジックなシンフォプログレで
ん゛っ!と声が出ちゃうくらい良い出来なのだ。
やや線の細い、デリケートな雰囲気はPULSARっぽい感じも醸しつつ、
同時に牧歌的なメロディの明るさはやっぱり南米産だよなぁと
聴き手を納得させます。
全般に程よく抑制されたアンサンブルが古き良きプログレを体現していて
お蔵入りしていた'70年代モノって言われて聴いたら全然信じちゃうレベル。
で、これがなんとライブレコーディングだっつうから驚きです。
ラインのミックスがメインでマイクのアンビエンスはほぼ排されているため
ちょっと嘘臭ぇなぁと訝るくらいです。いやー、しかし演奏巧いねこの人達。
YouTubeは単曲アップがないので貼りませんが
バンド自身がアルバム丸ごとアップしています。
各音楽ストリーミング/DLサービスで頒布されています。
こちらは一部好事家すらまだ気付いていないと思われます。
俄然無視できない1作だと思います。
なんて感じですが、ここのところPeter Gabrielを聴き直したりもしております。
“IV”('82)、“Plays Live”('83)迄はリアルタイムに少しだけ遅れ、
“Birdy”('85)から“Us”('92)をリアルタイムの新譜として聴き、
以降はざっと表面を舐めつつそれでも“New Blood”('11)とそのライブには
相当の衝撃を受けました。
僕が特に傾倒するのは3、4枚目、
殊に“IV”については学生時分狂ったように聴いていました。
陽気でポジティブなワールドミュージックではなく、
不気味で呪術めいたメロディとプリミティブなリズム。
'70年代のプログレが他ジャンルに取り込まれて拡散していく中で
見(聴か)せた可能性の一つとして非常に優秀なアウトプットだと思うのです。
不穏な訳の分からなさという点ではドイツ語版なんていうのもあって、
まぁ僕ら日本人にとっては元々英語自体が普段使う言語ではないのですが
これがドイツ語になっちゃうともう、どうにも意味が分からない。
逆にそうしたことで生じるミュージシャンの恣意性を
より濃く感じることが出来るとも言える訳で、
僕はこのドイツ語版が(“III”ともども)割と好きだったりします。
なんでここから“Sledgehammer”に至るのかはそれこそ全く意味不明ですが。
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