マジでダラダラ過ごしてやった [日々聴く音楽]

実家の用事を片付けるための日帰り帰省と
学部の同期会(新宿だったので勿論CDも買うたった)、
そして御茶ノ水詣で。
あとは独り晩飯を食いに近所をぶらついたくらいで、
これはほぼなんにもしなかったと言って良いのではないかと。

家族のおみやげはいつもの通り太郎庵のお菓子と喜多方ラーメン。
太郎庵の「会津十楽」が新たなお気に入りとなりました。
また太りますねぇこりゃ。



Corporesano / CORPORESANO / 2019
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これ、出たのは3月頃だったようですね。
4月頭のお出かけ時に買い忘れてしまって我が健忘に呆れつつ、
先日やっと購入しました。



上掲曲の中盤はリズムが一所懸命頑張っていますが、
基本畳みかけるような演奏技巧よりも
ゆったりと穏やかなメロディに寄ったスタイルです。
アナログな音色のシンセサイザーと
平べったい(エッジの立たない)歪みサウンドのギターが
実に古臭くてなかなか良い感じです。
いなたいブルース風味とか、些か余計な要素を取り混ぜつつも
概ね歌モノとして良いアルバムだと言えましょう。

CELESTEの新譜と本作をぽんぽんと立て続けにリリースして
珍しくMELLOW recordsが元気な様子です。
今年の分はこれで終わりって可能性も充分ありますが。



Seul Ensemble / SERGE FIORI / 2019
Serge Fiori Seul Ensemble / Various

Serge Fiori Seul Ensemble / Various

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Import
  • 発売日: 2019/03/15
  • メディア: CD

こちらは買うべきか否かだいぶ悩んだ1枚。
茫乎に湧き出るようなメロトロンは確かに魅力的なのですが、
HARMONIUMは僕の中では
あんまりプログレって感じじゃないのです。
あれはやっぱりシャンソンの物凄い変わり種だよなぁ。
あんまり洒落臭くないシャンソンとでも言えばいいのですかね。
なのでこの、HARMONIUMのギター/ボーカルを務めた
Serge Fioriによる再録音版については
どう聴いたらいいのかわかんねぇなぁ、と思ったのです。

…実際よく分かりませんでした。
全体としてはHARMONIUMよりサウンドの輪郭がハッキリした分
より洒落臭いシャンソンに接近した感じで、
しかしベクトルをそっちに向けたことで
個々の楽曲の(素の)魅力は増したように感じられます。
なんというか、これは僕が主食とする音楽とは
かなり趣が違う気がしますねぇ。



その実シルクエロイーズという現代サーカス団の公演用に
再構成したのが本作ということのようで、HARMONIUMの、
地元カナダでの立ち位置ってのがこれまた謎だよなぁ。
少なくともプログレ扱いはされていないのでしょうけれど。

いやー、なんだかんだこの先も
ちょいちょい聴いてしまいそうなのでここに書いたのです。
なんか、とても不思議なアルバムです。



もう1枚、なんで俺これ以前買わなかったんだ?という1枚。

iCon Acoustic TV Broadcast / WETTON DOWNES / 2006
Acoustic TV Broadcast (CD+NTSC DVD)

Acoustic TV Broadcast (CD+NTSC DVD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epicon Records
  • 発売日: 2019/05/31
  • メディア: CD

ICONはスタジオ盤だけで良かろう、
とか思っていたんだろうなぁ、当時の僕は(馬鹿だなぁ)。
これ、タイトル通りTV放送用(ネットTV用だったらしいです)の
スタジオライブという触れ込みですが、
いやいやいやがっつりマルチトラックをミックスしとるやんけ
(何故か関西弁)。

要するにASIAのアレやコレのアコースティックアレンジが
スタジオ盤で聴けるってことで、
えー、そんなの要るに決まってるじゃん!
今般の再発では実際に放映された映像のDVDをアセンブルした
2枚組ということで(口パク当て振りが物凄くて感心しますぞw)、
遅まきながら見聞きすることが叶いました。
-あ、YouTubeは敢えて貼りません。
こんな面白い絵はそれこそ秘かに愉しむべきだと思うのです。

このGW、何気にこれが一番良かったんじゃないかという(苦笑)。
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