ナポリタンあられ超うめぇ [新譜]

最近の日帰り出張は往路に新横浜で
おみやげを買ってしまうのが僕的トレンド。
美濃屋のあられセットが大のお気に入りなのだ、
という割とナニな話。



A Drop in the Ocean / LAST FLIGHT TO PLUTO / 2019
Drop In The Ocean

Drop In The Ocean

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: White Knight
  • 発売日: 2019/04/12
  • メディア: CD

おっ、このバンド名はちょっとイカスねぇ、
と思ってパっと手を出しちゃったのです。
他にはさしたる理由ナシ。ジャケットの絵は結構アレだし、
あぁ、コレ2枚目なんですか、ふ~ん、てなもんで。



えーと、この歌は僕の好みからは外れます。
しかしこれ即ち技巧ではなく味で聴かせるボーカルを
否定するものではありません。
過去エントリーを鑑みていただければお分かりの通り
僕はGary Barden大好きだし(笑)。
ただこの人の場合は第一印象で
スタイルがちょっと古臭くね?って感じてしまったのよ。
ほんと、印象でしかないので悪しからず。

んー、しかし。
じゃあなんでここにコレ書いてんのか?って話ですが、
ズバリ、ギターがとても良いのだな。
上掲映像、PRSでリードを取る方は勿論のこと
ストラトのカッティングトーンが実にカッコイイ。
考えてみれば今どきプログレ界隈でツインギターというのは
だいぶ珍しい気もいたします。
それと、これ鍵盤は全部客演なんですね。
そうなるとバンド本来のサウンドってどんなの?
という疑問もありつつ、
結局最初に耳に飛び込んでくるのが
ギターサウンド以外の何物でもないという事実の前では
大した問題ではないのかも…とも思います。
ややラウドなリズムセクションが前に出る場面もありますが
これは紛うかたなきブリティッシュギターバンドだよなぁ。

本作はプログレの傍流にあって鈍い輝きを放つ、
そんな感じのアルバムです。
あんまり期待していなかったのですが結構面白い1枚でした。
相変わらず褒めている感の薄い作文で申し訳ないです(苦笑)。



Hybrid Hymns / PROFESSOR TIP TOP / 2019
Hybrid Hymns

Hybrid Hymns

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Apollon Records
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: CD

こちらはノルウェー産、
前作から引き続きのイカジャケットが印象的です。
些か間延びしたようなシンセサイザーサウンドが
深海/宇宙感を創出しますが
基本は緩めのサイケデリックポップ。



ビヨンビヨンとしたシンセが鳴らない曲はほぼ緊張感皆無で、
あ、いや、こういうのも僕、嫌いじゃないですよ。
単純にいい曲だし。

PINK FLOYDをポストロック方面から再構築しようとして
少しくあさっての方向に転んじゃった感じというのが
僕の下した結論ですが、念のために書いておきますとこれ、
褒めているんですからね。
なにしろバンドの個性という点で優れていると思うもの。

この独特の緩さは時と場合を選びますが
気分にハマればその効果は絶大です。



今日の2枚はそれぞれの方向性は違えど
ある種独特の個性が光るという点で共通します(凄ぇ適当w)。

…前回エントリーでMauro Paganiを聴いて
耳をリセットするって書いたのですが
うっかりEno,Moebius&Roedeliusを聴いてしまって、
なんか間違えた感を心に引き摺っているのが良くない気がする。
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