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どうやら僕は怒っている [過去エントリーの訂正・補遺]

んがーっ!
土日は急に色々あって(日曜は朝イチから日帰りで兵庫県まで往復)
Tony Iommiの自伝を1ページも読めませんでした。
こういう本は新幹線で読むのイヤなんだよね、全然頭に入ってこないから。
ちっとも体が休まりませんで、今週は辛いです。
ついでに言うと、ここに書くこともあんまり無かったりして…。

でもまぁ、なんか書きましょうかね。

まずは6月18日エントリーのフォローです。
日曜日、ペロンと1枚だけポストに入っていた

Death Sentence / DUBLIN DEATH PATROL / 2012
Death Sentence

Death Sentence

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mascot
  • 発売日: 2012/08/21
  • メディア: CD


これ、僕はTESTAMENTの新譜より好きかも知れません。
今回はカバーを1曲(PLASMATICSの“Butcher Baby”)に抑えて、
オリジナル曲メインで勝負してきました。
前作で顕著だった「素人臭いお遊び感」は希薄で、
結構本気の姿勢が垣間見えます。
録音が良くない
(予算の都合もあったんでしょうが、上下に抜けない籠った音)ので
各曲のテンポと相俟って歯切れの悪い印象もありますが、
この安さは却ってスラッシュメタル勃興期の熱さを想起させるものとして
好意的に受け取りたいと思います。

パッケージ全体に漂う低予算臭さについては
Mascot Recordsがもうちょっとなんとかしてやれよー
と言う気持ちはありつつ、
まぁでも、こういうショボさもアリだよね。

オフィシャルにアップされていないのでYouTubeは貼りませんが、
どの曲も相当格好イイですよ。


もうひとつ。こっちはいつもの(?)レコ社への文句。
DDPの届いた前日の土曜にはNOVALIS、Lutz Rahn、FLYTEの3枚が届きましたが
(7月26日エントリー)、何故かNOVALISが1枚足りない。
調べてみたら“Augenblicke”は出荷が遅れるとのこと。

…“Augenblicke” 「は」 じゃねぇだろ!
元々8月25日予定だった他の3タイトルもほぼ1週間遅かったじゃないか。
しかも流通や個店にちゃんとアナウンスしないから
各店「入荷遅れ」との情報しか出せず、
エンドユーザーもやきもきするしか術がない。
こういうのってホント、商売として失礼ですよ。

WHDにBELLE ANTIQUE…なんと言うかプログレ屋はどうも客を舐めてる気がします。
人手不足とか色々あるんでしょうけれど、そんなの商売の言い訳にはならんわ。
マニア筋は全員大人の余裕で受け止めてくれるだろうとか、
都合のいい解釈で乗り切れるとでも思ってるのかしら?

今どきはレコ社も大変でしょう。
新譜導入会とかやってるのは大手だけかも知れません。
しかしあんまりヌルいことばっかりやってると、
そのうち本当にお客にそっぽ向かれちゃいますよ?
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幾つかフォローアップをば [過去エントリーの訂正・補遺]

ここのところ短文書きっ放しのエントリーが多かったので
(書きっぱなのはいつものことですが…)少しでも補っておこうかと。


■名は音を現わす

7月26日に書いたKATATONIAの“Dead End Kings”が届きました。
これが期待以上の出来で、基本いつものKATATONIAではありますが
今までよりもメロディの表情が豊かで、コーラスワークの小技も効果的です。
そして常にメタルであることを決して諦めない歪みギターと重たいドラム。
僕はこういうのこそゴシックメタルって言うんだと思います。
過度に豪奢なオケかましてソプラノボーカル入れりゃゴシックだろ?
ってのは、全然違うと思うんだよなー。

スウェーデン出身のこの手のバンドの例に漏れず、
KATATONIAもその活動初期('96年くらい迄)においては
Dan Swanoの手を借りていました。
そして、これまた何故かDan Swanoの手を離れると
音楽的に大きく飛躍するんだよね(苦笑)。
このバンドで言えば'99年の4枚目、“Tonight's Decision”で
Jonas Renkseがギャアギャア喚くのを止め、
ふわふわとたゆたうようなメロディを歌い始めます。
ここでちょっと意外だったのは、
Dan Swanoの後を受けてエンジニアリングにクレジットされたのが
Tomas Skogsbergだということでした。
もっと凶暴なデスメタルのアルバムでよく目にする名前でしたから、
こういう、音の隙間をエコーで埋めるような音作りも出来るというのに
とても感心したものです。

さて、僕が本格的にこのバンドに注目したのは'01年の5th、
“Last Fair Deal Gone Down”です。
これはちょっと新鮮なんでねぇの?
と思ったのはそのアトモスフェリックな上モノの味わいと
やたらに重たい低音部とのバランス加減が実に絶妙だったからです。
いわゆるシューゲイザーと呼ばれる音楽とも趣を異にするサウンドで、
とにかく底抜けに鬱々とした感じが非常に印象に残ったんですね。

その後にリリースされたアルバムを聴き続けているうちに
大分耳が慣れてしまった感があって、
前作の“Night is the New Day”('09)辺りはろくに聴いていなかったりしますが
今作については前述の通りちょっとしたブレイクスルーもあって、
僕は相当気に入っているのです。

DVDオーディオの方、
メインメニューを表示する迄の画面演出がやたらトロいこと、
そしてオーディオセットアップの項でMLPロスレス5.1とステレオの表示が
逆になっていたのにはかなりムッとしましたが、
ハイレゾで聴くKATATONIAは、これまたかなりいいですぞよ。

こんなにいいバンドなのに、今まで国内盤で出たことが無いなんて…。
Peacevilleはかつてポニーキャニオンが持っていましたが、
今はどことも契約がないんですね。勿体ないですね。
…まぁ、国内盤出しても大して売れないだろうけど。


■来年の夏、日比谷で演奏してたりして…

8月5日のTHE ALAN PARSONS PROJECTについては、
かなり僕っぽくないチョイスでありました。
…あ、勿論Alan Parsonsが来日するなんて思ってやしませんよ。

つい先日、“Sirius”をヘンなCDで耳にする機会があったものですから。

A Spoonful of Time / NEKTAR / 2012
Spoonful of Time

Spoonful of Time

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cleopatra
  • 発売日: 2012/09/11
  • メディア: CD


酷く購買意欲を削ぐジャケットですこと。

えーっと…2003年に再結成していたみたいです。
需要があってのことなんでしょうか?
良く分かりません。
大体、イギリス人のバンドなのに
主な活動拠点がドイツだったというのが既に良く分からない。
まぁ、'70年代から英国バンドの出稼ぎ地としての市場が
ドイツにはありましたから、居心地良くて定着しちゃったんですかね?
そして出音もハードロックなのかプログレなのか今いち判然としないという、
誠に中途半端(失礼)なバンドですわね。

そんなNEKTARが
これまたどういうつもりか全く意味不明のカバーアルバムを出しました。
そのド頭が“Sirius”なんですけど、これが微妙に悲しい出来でありまして。
アレンジに大した捻りがある訳でもなく、
かと言ってオリジナルを堂々と演り切ってる感も薄い。
一体どこまで中途半端なんでしょう、このバンドは。

妙に豪華な客演陣が各曲に華を添えてはいますが、
どうにも演ってる曲がミスマッチなんだよね。
Edgar Froeseの“Wish You were Here”とか
Billy Sheehanの“Riders on the Storm”とか…
Bobby Kimballが“Africa”を歌うのはまんまなんですが、
なんで鍵盤がPatrick Morazなのよ?
とかね。

余りに支離滅裂なんで逆に興味の湧く方もいらっしゃるとは思いますが、
老婆心ながら書いておくと
大して面白くないよ、このアルバム。

唯一、BLIND FAITHの“Can't Find My Way Home”ぐらいですかね、
僕がちょっといいなと思ったのは。
Steve HoweのギターとMel Collinsのフルートがかなりいい具合で、
しかしSteve HoweがClaptonを弾くってのも結構意外です。

ともかく、アゴアシ面倒見るったらホイホイと来日しそうな感じじゃありませんか。
夕暮れの野音で延々“Recycled”とかを演奏している姿が
ちょっと思い浮かんでしまいましたよ(笑)。
-まぁ、それもアリっちゃアリだな。
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今日も小ネタで茶を濁す [過去エントリーの訂正・補遺]

■なんとも言い難い

1月21日エントリーの、イギリスの方のWRATHCHILD。
ボーカル以外の3人で組んだPSYCHOWRATHが
結局WRATHCHILDを名乗って漸く新譜をリリースします。



別に、全然悪くないんだけれどやっぱりRocky Shadesの歌で聴きたかったかな、僕は。
グラムロックって、おじさんが演ると見た目がカッコ良くないもんですね(苦笑)。

ニューアルバムのタイトルは“Stakkattakktwo”だそうで、
名盤1st“Stakk Attakk”と真っ向勝負しちゃってます。
あんまりハードルを上げない方がいいと思うんですが…。

まぁ、過度な期待はせずに到着を待つことにしましょう。


■こっちには黙っておれません

7月4日エントリーに書いたネクサス / クライム レーベルの紙ジャケ再発。
10月5日リリース分でMARRIAHの2タイトルも出るそうで、追記しておきます。
…ってこれ、ネクサスでもクライムでもないじゃん…。

改めて今回紙ジャケで再発される全20タイトルを見直してみると、
'98年にJAPANESE ROCK LEGENDと銘打ったシリーズの焼き直しであることが分かります。
しかし、それならそれでASTURIASやDADAを何故ラインナップしないのか?
という疑問が。

MARRIAH(清水靖晃や笹路正徳、土方隆行が在籍した技巧派)が出るのは嬉しいけれど、
やっぱり出す順番とか、感覚がだいぶズレてると思うのです。
そしてMIRRIAHといえば流れ的に当然NAZCAの名前が思い出される訳で、
SMEJもいい加減NAZCAを再発してくれないかしら。


ついでにひとこと。
「KING CRIMSONの40周年リマスター第3弾は、どうせ10月には出ないと思う。」
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思いつきの付け足し [過去エントリーの訂正・補遺]

ここのところ適当な作文ばかりで恐縮ですが、
関連して思い出したことどもを追記しておきます。


■痩身の女性ベーシスト

昨日貼ったAndy Summers Robert Frippの“Parade”、
改めて聴くとフレットレスベースがやたらカッコ良くて
誰が弾いてんだ?
と思ってクレジットを確認したらSara Leeさんだったのか。
きっとLEAGUE OF GENTLEMEN繋がりでFripp翁に引っ張られたんですね。

僕はGANG OF FOURを真面目に聴いていないし、
LEAGUE OF GENTLEMENも当時はあんまり面白いと思わなかったので
今更ながらに感心してしまいました。

LEAGUE OF GENTLEMENの頃のRobert Frippって
フリッパートロニクスとかディスコトロニクスとか、
いんちき臭い自作機械ばかり弄っていて
もしかしてTom Scholzみたいに音楽デバイスでひとやま当てたかったのか?
なんていう邪推が頭をよぎったりします(笑)。

んー、今度ちゃんと聴き直してみようかな、LEAGUE OF GENTLEMEN、
…と思ったら、内外含めて全部廃盤でやんの…がっくし。


■JANE'S ADDICTIONとMEGADETH

↑ 上記2バンドが同じサウンドトラックアルバムに
楽曲提供しているのを思い出しまして。

'87年の“Dudes”というB級映画で、
「N.Y.バッド・ボーイズ」なるショボい邦題で国内公開もされました。
映画としては観るに値しないダメ作です。

サウンドトラックは同'87年にMCAからリリースされています。
他にもKEELが“Rock 'n' Roll Outlow”(ROSE TATOOのカバー)を収録したり
Steve Vaiがギター1本で“Amazing Grace”を演っていて、
聴きどころの多いアルバムなのです。

JANE'S ADDICTIONは“Mountain Song”
('97年“Kettle Whistle”に再収録されるデモ版)、
MEGADETHは初期ラインナップ最後の録音を提供しています。
この“These Boots ...”が白眉の出来で、もう、本当にカッコイイんですよ。
YouTubeで“megadeth these boots dudes”と入れて検索してみて下さい。

これ、僕は実家にレコードで持っていますが
今は聴けないのでずっとCDを探しています。
稀にamazonマーケットプレイス辺りで見掛けますが、
大抵べらぼうな値段なので手が出ません。

“Less Than Zero”とか本作とか、
この頃のサウンドトラックは実に侮れない中身なので
僕のような泡沫者には堪らない魅力があるのです。
しかしサントラは権利関係が複雑になりがちで再発が難しいから、
後々困ることが多いんですよねぇ…。


…MASS EFFECT 2の2週目をやっておくべきか?
OPERATION FLASHPOINTの新しいヤツを買うべきか?
ゲームばっかりだな、今年の夏は…。
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新しいTVゲームも届いちゃいまして… [過去エントリーの訂正・補遺]

またもや苦し紛れの補遺ですが、
なんか妙にタイミングが良い感じの話が幾つかあったので。

■10月1日「とりとめなし」

RAINBOWの紙ジャケ2枚組は、結局発売中止です。
ところが、その中止決定の直後にPolydor UKが
“Rising”DX Edition のリリースを発表したりして、
本当にユニバーサル ジャパンはアホなんじゃないか?
と思ってしまいました。

苦し紛れにSACDを出しているようですが、
これとて何故に“Long Live Rock 'n' Roll”だけなの?
…この会社の考える事はよう分からんわぃ。

なんか、マスターにノイズが乗っていたらしいですね。

まぁ、シングルレイヤーのSACDなので
どの道僕は聴けないんですけどね。

■10月19日「再発しないかな? シリーズ その3」

年明け、1月12日にCD化再発が決まりました。
これ、実は結構前に決まっていたのかな?

なんかこのエントリーだけ閲覧数の伸びがやたらと早くて、
もしかして山本恭司ファンの逆鱗に触れるようなことでも
書いてしまったのかしら?
ってドキドキしていたのです。

とにかくこれはグッドニュース。
早速予約注文しなきゃ。

■10月21日「ホホイの補遺」

「刑事ナッシュブリッジス」吹き替えの話で、
青野武の病状を心配してたら
野沢那智の方が先に亡くなっちゃいました。
ななな、なんてこった…。

クリント イーストウッドとか、3度吹き替えを変更するのかな?
山田康雄から野沢那智に慣れる迄だって随分と時間が掛かったのに。

こんな話題でタイミングがいいなんて、ちっとも嬉しくないや。
-合掌。


そして、更に遡るエントリーになりますが、
■8月12日「盆休み書き殴りシリーズ-その5」

DISK HEAVEN 新宿店が11月28日をもって閉店だそうです。
いよいよ西口界隈が寂しくなっちゃいます。

先日、無理矢理時間を作って
ちょっとだけ閉店セールを覗きに行きました。
既に潰れちゃったレーベルの在庫なんかをちょこちょこ摘んで来ましたが、
まだこの店には僕の欲しいCDが随分あるような気がして、
東京撤退は至極残念です。

-もっと足繁く通えば良かったのに、ごめんなさい。
出来れば閉店前にもう一度寄りたいと思います。

「いつもそこにあるものが、いつまでもそこにあるとは限らない。」

この言葉を思い出す時は、
常に後悔の念とセットなのが虚しいです。
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ホホイの補遺 [過去エントリーの訂正・補遺]

幾つかのエントリーについて後日情報をば。
映像系の話題メインです。

■9月3日「ANVILには遠く及ぶまいが」

東京MXTVでオセロの白い方がやってる、
「未公開映画を観るTV」で流れてたみたいですね。
なんで気付かなかったんだろ?…オレの馬鹿!

http://www.mikoukai.net/index.html

11月中旬から500円(?)で全篇をストリーミングするみたいです。
この番組自体結構面白いのでたまに見ますが、
東京MXって何気にこういう鋭い企画をやりますよね。

小児性愛神父のヤツ ↓
http://www.mikoukai.net/004_deliver_us_from_evil.html

と ↓
http://www.mikoukai.net/037_until_the_light_takes_us.html

を見較べる、なんてシニカルな楽しみ方も出来ますが
ストリーミングは回線状況によって凄くイライラするからなぁ…。

他に僕がお薦めするのは ↓
http://www.mikoukai.net/034_jandek_on_corwod.html

ですね。演ってる音楽はともかく
ドキュメンタリーとしてかなり面白いですよ、これ。
アメリカという国の底知れなさをヒシヒシと感じます。


■9月8日「つつつ、遂に出るのよ」

先日届きました。全8話一気に観ちゃった。

Don Johnsonは何も言ってないのに、野沢那智があちこちで
「あ゛~!」と唸っみたり「おふぅ…」って悶えたりするのが
おかしくておかしくて(笑)。
台詞とは違う所でやるアドリブの効果というものを
まざまざと見せつけられました。

-それから。
吹き替えで観てて途中慌ててしまったんですけど、
本編中、突然日本語が途切れて英語に戻っちゃう部分があるんです。
おい、これ何よ?オーサリングミスか!?
なんて思って、よくよく考えてみると
日本でTV放映する際にカットした所は吹き替えも充ててない、
ってことなんですね。

丁寧なパッケージの場合は
後からその部分だけアフレコを追加する事もあるみたいですが、
これの場合どの道 青野武が無理だもんね…。

仕方がないのでリモコン片手に、
台詞が英語に切り替わるとすかさず字幕を表示するという、
なんだかせわしない技を駆使しながらの鑑賞でした。

早くシーズン2以降も出ないかな…。

■ついでに吠えます。補遺じゃありません。

KING CRIMSONの40周年記念再発シリーズ第2弾が、
大方の予想通りまたも延期されました。

これについてはFripp側の問題もありそうで、
一概にレコ社のみを叩くのは可哀そうかとも思いますが、
去年
http://www.whd.co.jp/notice_info/notice_list.php?wid=210

↑ こういう中途半端なお詫びをした後、ナシの礫のまま
結局リリースを12月30日に延ばした会社を擁護する気にもなれません。
流通も小売も迷惑だったろうに。

適当やったってどうせお前ら買うんだろ?
って馬鹿にされているようで、甚だ不快です。
…いや、どうせ買うんだけどね(苦笑)。

本当に、エンタメビジネスのこういうだらしなさだけは
どうにかしないといけないと思うんですけどね。
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なんてぇことをしてくれたんだ! [過去エントリーの訂正・補遺]

-すいません。
最初に謝っちゃいます。今日は悪口文句を垂れます。
8月8日エントリーの補足、というかなんというか…。

ズバリ、アレです、PANTERAの“Cowboys from Hell”、
これのリマスターが余りにナニな出来だったので
頭にキちゃいまして…。

レコードで言うところの、いわゆる「ラウドカッティング効果」を
狙ったんであろうことは理解します。
しかし、これは余りに度が過ぎるでしょ。
シンバルがシーシー耳障りで、オリジナルで聴かれた
バランスの良いリズムセクション低音部が完全に沈んでいる。
バスドラがボスボス鳴ってるだけじゃ
「迫力あるサウンド」とは言えないよぅ。

これ、RHINOのマスタリングエンジニアは一体何考えてんだ?
プロデューサーのTerry Dateは怒っていい。ていうか怒るべきでしょ。
このサウンドはオリジナル盤が意図したものではない、
って宣言して欲しいわ。

…こんなものが20周年記念盤って言われるのはとても悲しいよ、ぼかぁ。

この盤に限らずRHINOの仕事は出来不出来の差が激しくて、
ハズレを引くと本当にガックリ来ます。
TWISTED SISTERの“Stay Hungry”は完全な不良品だったけど、
今回のPANTERAも相当酷いよ。

売り物としての体裁は、2枚のボーナスディスクのお陰で
なんとか体面を保っているってところですかね。
特にDisc-3のデモ集は非常に興味深い内容で、
バンドがフォロワーからオリジネイターへと変貌していく過程が垣間見える
素晴らしいアーカイブと言えるでしょう。
この音源を発掘・リリースしてくれたことについては
素直に感謝したいと思います。

…それだけに。そ れ だ け に!
本編リマスターの駄目さ加減がもう、残念過ぎて涙が出そうだよ。
オリジナルマスターのCDは処分しないで本盤を買い増し、
というのが唯一正しい選択でしょう。
CD棚は嵩張るけどね。

もう!RHINOの馬鹿…。
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ホイ補遺 [過去エントリーの訂正・補遺]

しょうもないタイトルですが、僕は怒っています。
8月8日のエントリーで書いた3タイトルの内、2つが延期になりました。

QUEENSRYCHEは10月11日に延びたそうです。
最初は9月27日に延期とアナウンスされましたが、
そのたった3日後に
「また延びました…。」
って、もっとちゃんと決めてから発表しようよ…。

舌の根も乾かぬうちに何度もご免なさいメールを送ってくる
販売店がかわいそうになってきます。

そしてOzzyの30周年記念盤は延期未定ですと。
…あのねぇ。

来日記念を当て込んでSMEJが独断先行で企画を立ち上げた。
ところがシャロンおばちゃんとの交渉が上手く行かない、と。
実情は大体そんなところじゃないですかね。

SMEJはOzzyの自伝、読まなかったのかしら?
オリジナル リズム隊との関係について、
本人が(控えめな表現ながら)あれだけハッキリ言ってるとなりゃ
ハードルの高さは分かりそうなもんだけどなぁ。

その辺りをビジネス的にクリアしたSMEJは凄ぇ。
RAINBOWをいつまでも出せないUNIVERSAL JAPANとはひと味違うぜ。
なんて思っていた僕こそがマヌケだったということですか…。

しかしこうなるとこれ、
せいぜいリズム差し替え版でしかリリース出来ない気がします。
SMEJが意地を見せるか、それともあっさり折れるのか?
「30周年記念盤」って言ったからには12月迄に決着付けてくださいね、っと。

まぁでも、「最初にアナウンスした発売日を守れない率」では
どこもWHDには到底敵わないのでその点は安心ですわね。

-自分が飯のタネとする業界を含めて、
こんなんでいいのか!?という自省とともに記しておきます。
いずれもマニアにそっぽ向かれたら非常にマズイ世界ですから。

…個人的に何が困るって、
発売日が近いものという括りでまとめてオンライン注文したCDが
バラバラと何回も分納されるのがかなり辛いです。
だって、家族の目ってもんが…ねぇ(苦笑)。
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